2017年4月 - 2020年3月
腸内細菌叢による神経障害性疼痛制御機構の解明と革新的治療法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
腸内細菌叢によって産生された短鎖脂肪酸(プロピオン酸・酢酸・酪酸等)は短鎖脂肪酸受容体FFAR2およびFFAR3に作用する。神経節にはFFAR3が発現しており、神経活動を制御している可能性がある。短鎖脂肪酸は、(1)作用時間によって反応に違いが生じ、(2)細胞内カルシウムイオン濃度を一過性に増加させ、(3)cAMPの産生を抑制していることが明らかとなった。
以上より、短鎖脂肪酸はFFARを介して神経活動を制御している可能性が高まった。
以上より、短鎖脂肪酸はFFARを介して神経活動を制御している可能性が高まった。
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- 課題番号 : 17K11893
- 体系的課題番号 : JP17K11893