2009年4月 - 2011年
不確実性の増大、金融仲介とマクロ経済政策
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
不確実性の増大は一国の経済を不安定化させる重要な要因である。本研究では、第一に、不確実性がどのような経路を通じてGDPなどを変動させるかを理論的に明らかにした。例えば、この間著した1本の論文では、不確実性の増大が金融仲介の減少を通じて経済に影響するメカニズムを説明した。第二に、リーマンショックや為替変動などの外的変動要因が日本経済に与える影響を実証分析によって明らかにした。
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- 課題番号 : 21530166
- 体系的課題番号 : JP21530166