2008年4月 - 2011年3月
労働者の安全・健康の確保と労災補償の日米比較
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
アメリカの安全衛生法制は行政主導的な性格を有し、法の実効性は施行を担当する連邦機関の方針や態度に依存するため、これを克服する制度枠組みが課題となる。また、アメリカの労災保険は、民間の保険会社を利用する点に特徴があるが、一部の州では日本と同様に、州の保険基金が独占する制度をとっている。近年、それを民営化する動きも見られるが、いずれの場合においても、保険給付と保険料のバランスが重要となる。
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- 課題番号 : 20530049
- 体系的課題番号 : JP20530049