2014年4月 - 2019年3月
言語発達アセスメントツールとしての「あいまい性課題」の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 26380896
- 体系的課題番号
- JP26380896
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,810,000円
- (直接経費)
- 3,700,000円
- (間接経費)
- 1,110,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究の目的は、子どものあいまいな表現の理解について調査を行うことである。小泉(科学研究費(若手研究B))はモダリティ表現の持つあいまい性の理解には情報のなわばり認識とポライトネス認識が関連していることを報告しており、本研究ではこの点について詳細に検討することにした。調査の結果、認識的モダリティ表現といったあいまいさの理解には、なわばり認識だけでなくポライトネス認識も影響を与えていることが明らかになった。具体的には、中高生はポライトネス(配慮表現)認識の影響を受けやすく、大学生には3つの情報を複雑に組み合わせて確信度判断を行うことができることが明らかになった。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 26380896
- 体系的課題番号 : JP26380896