2008年 - 2010年
進化的方法論を用いたドライビング・エージェントの自動設計
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
このプロジェクトでは、ドライビング・エージェント(人に代わり車を運転するコンピュータ・システム)の運転走行スタイルや技術を進化させる革新的な手法を開発した。ただし現段階ではエージェントが自動制御するのは実車ではなく縮尺モデルの車である。また私たちは障害物の位置の特定や自らの制御空間へのマッピングをリアルタイムで行うための自然に学ぶアプローチを開発した。最後に、障害物の自動回避を実現するにあたり、実際の障害物を用いる実験では避けられない衝突による縮尺モデルカーや障害物の物理的破損等の問題を解決し、シミュレーションを効率化するため、実験環境に仮想現実を組み合わせる拡張現実の枠組みを開発した。
- ID情報
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- 課題番号 : 20500218
- 体系的番号 : JP20500218