1998年
環境大気中のダイオキシン類の挙動
環境化学
- 巻
- 8
- 号
- 759-767
- 開始ページ
- 759
- 終了ページ
- 767
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.5985/jec.8.759
- 出版者・発行元
- Japan Society for Environmental Chemistry
環境大気中のダイオキシン類の挙動について検討した。高分解能GC/MSを導入した1996年の調査では, TEQ濃度の同族体構成においては, PCDDs及びPCDFsとも五, 六塩化物の構成比率が高かった。またPCDDs及びPCDFsとも, 採取日の平均風速が1.5~2.0m/sの時に比較的高濃度が検出された。そして都市域においては, 採取日の主風向とPCDDs及びPCDFsの検出濃度の関係において, 都市ごみ焼却場の影響が示唆される地点があった。PCDDsとPCDFs, PCDDs及びPCDFsと浮遊粉じん濃度の関係において, それぞれ良好な相関が見られた。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.5985/jec.8.759
- ISSN : 0917-2408
- CiNii Articles ID : 10009671643
- CiNii Books ID : AN10547099