共同研究・競争的資金等の研究課題

2011年 - 2012年

3型分泌システムの試験管内再構成-分泌機構解明と応用展開-

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

課題番号
23790468
体系的課題番号
JP23790468
配分額
(総額)
3,510,000円
(直接経費)
2,700,000円
(間接経費)
810,000円

グラム陰性病原菌による感染症は3型分泌装置と呼ばれるナノサイズの注射器によってエフェクタータンパク質が宿主細胞に注入されることから始まる.エフェクターの1つであるSptPは35-139残基で特定のシャペロンSicPと複合体を形成すると報告されていたが,試験管内再構成の実験から106-136残基にコア領域があることを示した.SptP/SciP 複合体の解離にはInvCのATPase活性が必要であるといわれているが,再構成実験ではInvC存在下でSptP/SciP複合体の解離やATPase活性の増大は見られなかった.

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-23790468/23790468seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23790468
ID情報
  • 課題番号 : 23790468
  • 体系的課題番号 : JP23790468