2019年4月 - 2022年3月
高等学校数学科における「授業研究コミュニティ」の形成に関する研究
基盤研究(B)(研究分担者) 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究の目的は,高等学校数学科における,how to learn型の授業研究を行う教師集団を「授業研究コミュニティ」とよび,その形成要件やプロセスを明らかにすることである。
北海道,東北,中京,九州の4セクターで23回の授業研究会を実施し,収集したデータを分析した。その結果,その形成に向けた取組の始動時に,問題解決型の授業にもとづく授業研究のプロトタイプを示し,「問題解決型の授業」及び「授業研究に関する理解」の双方の理解を図ること,形成の初期段階に,研究者等が学習指導案の事前検討に参画したり,授業観察の視点を示したり,研究協議後に授業研究に関する振り返りを促すことが有効であることが分かった。
北海道,東北,中京,九州の4セクターで23回の授業研究会を実施し,収集したデータを分析した。その結果,その形成に向けた取組の始動時に,問題解決型の授業にもとづく授業研究のプロトタイプを示し,「問題解決型の授業」及び「授業研究に関する理解」の双方の理解を図ること,形成の初期段階に,研究者等が学習指導案の事前検討に参画したり,授業観察の視点を示したり,研究協議後に授業研究に関する振り返りを促すことが有効であることが分かった。
- ID情報
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- 課題番号 : 19H01685
- 体系的課題番号 : JP19H01685