論文

査読有り
2009年3月

カキのフジコナカイガラムシに対する殺虫剤の新処理法、樹幹塗布による防除効果

福岡県農業総合試験場研究報告
  • 清水信孝
  • ,
  • 手柴真弓
  • ,
  • 堤 隆文

28
28
開始ページ
34
終了ページ
38
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(大学,研究機関等紀要)
出版者・発行元
福岡県農業総合試験場

浸透移行性のあるネオニコチノイド系殺虫剤の1種ジノテフラン顆粒水溶剤をカキ樹幹部に塗布する方法を考案し、フジコナカイガラムシPlanococcus kraunhiae(Kuwana)に対する防除効果およびフジコナカイガラムシの天敵の1種フジコナカイガラクロバチAllotropa subclavataに及ぼす影響について明らかにした。ジノテフラン顆粒水溶剤をチオファネートメチルペーストまたは水に混和し、粗皮を削ったカキの樹幹部に2〜3月に塗布することで、フジコナカイガラムシの発生を抑制できる可能性が示唆された。また、ジノテフラン顆粒水溶剤を樹幹部に塗布しても、フジコナカイガラクロバチに対する悪影響は認められなかった。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/120005318886
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10485504
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/10281818
URL
http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010772232 本文へのリンクあり
ID情報
  • ISSN : 1341-4593
  • CiNii Articles ID : 120005318886
  • CiNii Books ID : AN10485504

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