2014年12月
炭素イオンビーム照射が青森県在来の毛豆の形質に及ぼす影響
日本作物学会東北支部会報
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- 巻
- 57
- 号
- 57
- 開始ページ
- 61
- 終了ページ
- 62
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.20725/tjcs.57.0_61
- 出版者・発行元
- 日本作物学会東北支部
毛豆は,青森県在来のエダマメ・ダイズであり,津軽地方を中心に古くから栽培されている。現在,青森県内では毛豆を地域資源として利活用し,地域振興に役立てる活動が行われている。毛豆のエダマメとしての収穫時期は9月中旬頃であることから,毛豆を国内のエダマメ需要最盛期である8月上~中旬に出荷出来ない欠点がある。このため,毛豆のガンマー線を用いた突然変異育種により,毛豆よりも早生化したエダマメ品種「あおもり豊丸」や「あおもり福丸」が育成されている(平井ら1996,平井ら2005)。 このような事例のように,毛豆由来の新たな有用品種を育成することは,青森県の地域振興に資すると考えられる。近年,イオンビームを用いた突然変異育種により,様々な植物種において有用な変異体が数多く得られている(Haseら2012, Duら2014)。しかしながら,イオンビーム育種に関する知見は,ダイズ・エダマメについては未だ少なく(Wangら2007,Araseら2011)。毛豆については認められない。以上のことから本研究では,毛豆由来の新たな品種や種々の基礎研究に有効な変異体を得ることを図る上で,炭素イオンビーム照射が毛豆の形質に及ぼす影響について検討した。
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.20725/tjcs.57.0_61
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009896204
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00094318
- URL
- http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010890214 本文へのリンクあり
- ID情報
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- DOI : 10.20725/tjcs.57.0_61
- ISSN : 0911-7067
- CiNii Articles ID : 110009896204
- CiNii Books ID : AN00094318