2019年4月 - 2022年3月
拡張された標本化定理に基づく音空間情報センシングに関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
音波の到来方向などの空間情報を精度高く獲得するためには,複数のセンサ(マイクロホン)を密に配置することが要求されるが,このことにより,ユーザの視界を遮ったり,他のデバイスと干渉するなど,適用域が著しく限定される問題がある.
本研究では,従来のようにセンサを等間隔に配置するのではなく,局所的に集約したサブアレイを疎らに配置したときの獲得情報の性質を定式化し,実効的な素子間隔の拡大を目指した.シミュレーション実験により,実効素子間隔の拡大が可能となることを確認するとともに,実測実験により,素子の数が有限個に限られることや,個々の素子感度の違いなどが性能に与える影響を評価した.
本研究では,従来のようにセンサを等間隔に配置するのではなく,局所的に集約したサブアレイを疎らに配置したときの獲得情報の性質を定式化し,実効的な素子間隔の拡大を目指した.シミュレーション実験により,実効素子間隔の拡大が可能となることを確認するとともに,実測実験により,素子の数が有限個に限られることや,個々の素子感度の違いなどが性能に与える影響を評価した.
- ID情報
-
- 課題番号 : 19K12026
- 体系的番号 : JP19K12026