2022年6月 - 2022年8月
〈抵抗〉としての〈アジア〉の可能性:アジアにおける近代性批判を再考する
独立行政法人日本学術振興会 外国人招へい研究者(短期)
- 担当区分
- その他
本課題の計画は、ウィスコンシン大学歴史学部ヴィレン・ムーティ教授を「〈抵抗〉としての 〈アジア〉の可能性:アジアにおける近代性批判を再考する(Imagining Asia as Resistance: Rethinking Asian Critiques of Modernity)」という主題のもと招へいし、グローバルな「文明論的転移」(酒井 2017)の効果としての「国家主義」と「アジア主義」の発生構造について、共同の教育研究活動を展開しようとするものである。予定期間の三ヶ月内に、1教育活動(演習、講義)と連動した定期的で密な意見交換を行い、2科研費「和解学の創成」(早稲田大学)プロジェクトとの接続を組 み込んだセミナーやミニ・シンポジウム等の研究企画を実施する。
目的は、上記主題について理論研究と歴史研究の交差による共創の機会を設け、多文化的多角 的な研究視点と活動の実績を持つムーティ教授との協力体制により、グローバリゼーションにお けるアジア的主体の成立について、日本、米国、アジアにおける研究/教育現場の活性化と人的 コネクションの拡充を得ることである。長期的にはムーティ教授を媒介とし、国内的な理論研究 のサークルに閉じこもりがちな日本の社会・経済理論、歴史理論、思想哲学研究を、アジアの人 材との連携と現代のアクチュアルな課題へと向けて開く契機とするねらいである。
目的は、上記主題について理論研究と歴史研究の交差による共創の機会を設け、多文化的多角 的な研究視点と活動の実績を持つムーティ教授との協力体制により、グローバリゼーションにお けるアジア的主体の成立について、日本、米国、アジアにおける研究/教育現場の活性化と人的 コネクションの拡充を得ることである。長期的にはムーティ教授を媒介とし、国内的な理論研究 のサークルに閉じこもりがちな日本の社会・経済理論、歴史理論、思想哲学研究を、アジアの人 材との連携と現代のアクチュアルな課題へと向けて開く契機とするねらいである。
この研究課題の成果一覧
絞り込み
書籍等出版物
1-
明石書店 2023年5月 (ISBN: 9784750355924)
講演・口頭発表等
1-
パネルディスカッション「竹内好のアジア主義と現代―転移関係を超えて―」 2022年7月23日 大阪大学未来共創センター哲学の実験オープンラボ、早稲田大学SGUグローバルアジア研究拠点
学術貢献活動
1-
企画立案・運営等大阪大学未来共創センター哲学の実験オープンラボ、早稲田大学SGUグローバルアジア研究拠点 (早稲田大学) 2022年7月23日