2016年4月 - 2019年3月
学びのプロセスと日本語書記史を統合する学習材・カリキュラムの開発と検証
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究は、日本語の歴史的変遷を背景とした「国語の特質」に着目し、日本語独自の思考様式(ものの見方・考え方)の解明を通じて、学習者の思考様式の変容に迫る古典学習材とカリキュラムの開発を行った。具体的には、古典の諸本・同文説話の比較を通して「話し言葉と書き言葉」「漢文的文脈と和文的文脈」等、文章内容・目的・共有の場によって異なる姿を見せる言語の姿について学ぶための教材開発と検証授業を行った。このことを通して、学習者が自らの言語活動について、それを支える背景とともに自覚的に捉え直すことを可能にする古典教育の可能性を指摘した。
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- 課題番号 : 16H03794
- 体系的課題番号 : JP16H03794
この研究課題の成果一覧
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論文
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平成28~30年度科学研究費研究成果報告書 54-67 2019年3月31日 筆頭著者
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平成28~30年度科学研究費研究成果報告書 37-52 2019年3月31日 筆頭著者
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新大国語 (40) 1-28 2018年3月31日 査読有り筆頭著者
講演・口頭発表等
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平成30年度中越国語教材を読む会 2019年2月23日 招待有り