2016年4月 - 2020年3月
用法基盤モデルに基づく英語ライティング用教材「テンプレート」の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究は、これまで数多く積み重ねられてきた「日英対照研究の成果」と「英語ライティング教育」を有機的に接続させる基礎研究を行い、最終的には英語ライティング教育で目的・ジャンル別に活用できる「テンプレート」(談話レベルでのスキーマに相当)を構築することであった。これは、母語の談話展開パターンをいったん背景化させ、学習言語の好まれる談話展開パターンを学習者に内在化させる学習支援ツールである。大学生を対象とする教育効果測定では、学習者の習熟度に応じて抽象度の度合いは調整される必要があるものの、談話レベルの英語ライティング教育には「英語らしさ」の度合いを高めるという点で有効性が認められる結果となった。
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- ID情報
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- 課題番号 : 16K02853
- 体系的課題番号 : JP16K02853
この研究課題の成果一覧
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論文
7-
杏林大学教職課程年報 (7) 43-52 2020年3月 査読有り筆頭著者
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杏林大学外国語学部紀要 31 179-191 2019年3月 査読有り筆頭著者
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JELS 35 189-190 2018年
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JELS 34 236-237 2017年
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社会言語科学 19(2) 110-115 2017年
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杏林大学研究報告 教養部門 34 97-112 2017年 査読有り
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JELS 33 216-217 2016年
書籍等出版物
1-
ひつじ書房 2021年6月
講演・口頭発表等
2-
日本英文学会関西支部第17回大会 2022年12月18日 招待有り
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ことわざフォーラム2022 2022年12月3日 招待有り