2020年4月 - 2025年3月
ALS進行抑制のための在宅呼吸管理プログラムの開発;潜在的低酸素状態への着眼
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究は筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic lateral sclerosis: ALS)を対象に、以下3点の研究を行い、ALS進行抑制を目的としたALS患者の在宅呼吸管理プログラムの開発を目指すことを目的をしている。研究1では、ALS患者を対象に酸素飽和度および肺活量を経時的に観察し、日中および夜間の体内酸素動態がALS進行および生命予後に影響するかを検討する。研究2ではALS患者を対象に体内酸素動態に関する非参加観察調査を実施し、各生活動作と動作前後の酸素飽和度との関連を明らかにし、低酸素状態を来す動作や介助を同定し、呼吸機能への負担軽減を考慮した看護援助を提示する。研究3では在宅ALS患者を対象にALS患者のNPPV早期導入に対する阻害要因調査を行い、NPPV導入を阻害している医原性および患者側要因を抽出し、医療上の課題を明らかにする。
令和2~3年度の研究実績としては、研究1(ALS病初期からの体内酸素動態とALS進行および生命予後に関する縦断調査)および 研究2(ALS患者の日中活動及び生活 動作と体内酸素動態に関する非参加観察調査)の研究フィールドとなる病院スタッフと打ち合わせを行い、現場での実施可能性について検討した。また、測定機器の選定を行い、使用にあたっては精度管理を含めたプロトコール作成を行った。倫理委員会申請前までの準備を整えた。
令和2~3年度の研究実績としては、研究1(ALS病初期からの体内酸素動態とALS進行および生命予後に関する縦断調査)および 研究2(ALS患者の日中活動及び生活 動作と体内酸素動態に関する非参加観察調査)の研究フィールドとなる病院スタッフと打ち合わせを行い、現場での実施可能性について検討した。また、測定機器の選定を行い、使用にあたっては精度管理を含めたプロトコール作成を行った。倫理委員会申請前までの準備を整えた。
- ID情報
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- 課題番号 : 20H03978
- 体系的課題番号 : JP20H03978
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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第11回日本難病医療ネットワーク学会学術集会 2023年11月25日
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第11回日本難病医療ネットワーク学会学術集会 2023年11月25日
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第10回難病医療ネットワーク学会 2022年11月18日
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第9回日本難病医療ネットワーク学会学術集会 2021年11月13日