論文

2015年3月

アメリカに見る規律形成の今日的動向-体罰をめぐる議論を通して

京都教育大学紀要
  • 片山 紀子

126
開始ページ
13
終了ページ
24
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
京都教育大学

わが国では,学校における体罰は「学校教育法」11条により禁止されている。しかし,実際には,長い間,体罰への衝動に駆られ,懲戒処分に課される教員はこれまで後を絶たなかった。この一因には,体罰をめぐるオープンな議論が繰り広げられることを欠いてきたことが挙げられる。わが国の「学校教育法」第11条のルーツは,アメリカ合衆国にあるが,かつて体罰許容国であったアメリカでは,規律に向けた哲学に変容が見られ,教室経営や学校経営など,以前とは異なる施策をとるように変わってきた。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/120005610285
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11735241
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12176/8115
ID情報
  • ISSN : 0387-7833
  • CiNii Articles ID : 120005610285
  • CiNii Books ID : AA11735241

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