基本情報

所属
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター(芽室研究拠点) 寒地畑作研究領域 上級研究員
学位
博士(理学)(筑波大学)

研究者番号
80425587
J-GLOBAL ID
200901087859010977
researchmap会員ID
6000013650

気象変動が農業へ与える影響を明らかにし、気象資源を最大限に生かす農業を目指します。1)北海道東部の寒冷・好天・少雪化を利用して、農薬に頼らない技術「雪踏み(圧雪により冬の地温を低下させる)」で野良イモ防除や雪腐病の低減、作物生育を両立する技術を開発しています。2)気象変動に伴う潜在収量変化や技術的適応の可能性を評価します。小麦では、十勝・オホーツクの収量のシーソー変化の要因が大雪―知床ラインの山地地形による日照変化にあることや品種改良に伴う収量減少要因の変遷を明らかにし、バレイショでは北日本の初夏気温上昇のズレが生産に与える影響を明らかにしました。また、気象変動緩和策の観点から3)耕作放棄地のような半自然生態系における植生遷移と炭素動態を継続的に調査しています。


研究キーワード

  6

論文

  46

MISC

  30

書籍等出版物

  6

講演・口頭発表等

  12

共同研究・競争的資金等の研究課題

  14

社会貢献活動

  22

メディア報道

  13