2012年4月 - 2015年3月
建築コミッショニングの手法構築のための研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B)
- 資金種別
- 競争的資金
発注者の求める建築性能が入居後に実現されるよう、企画から運転段階まで確認・検証する「コミッショニング」の手法は設備分野で導入されつつある。しかし実際「建築」の性能は、空調・照明設備だけでなく計画・意匠・構造含めた「建築全体」として作り上げられるものであるから、特に「計画・意匠」の側面を含めたコミッショニングが求められる。本研究は、建築(計画・意匠)分野のコミッショニング手法を構築し、実践を通じてその価値を明らかにすることを目的とする。これは、細分化した研究成果の統合的な実践活用の可能性を探るプロセスでもある。