共同研究・競争的資金等の研究課題

2012年4月 - 2016年3月

「写実」理念をめぐる明治中期文学・思想の展開

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

課題番号
24720102
体系的課題番号
JP24720102
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
2,860,000円
(直接経費)
2,200,000円
(間接経費)
660,000円

私の研究は、明治中期における「写実」理念の形成過程を再検討することを目指した。従来の研究ではとくに坪内逍遙『小説神髄』がこの文脈で重視されてきた。しかし徳富蘇峰、山路愛山をはじめとした民友社同人、キリスト教知識人、ジャーナリストなども「写実」理念の形成に密接に関わっていたと考えられる。本研究は、こうした知識人たちの動向を視野に入れることで、明治中期の文学変革の展開をいっそう十全とした形で浮かび上がらせた。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-24720102/24720102seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-24720102
ID情報
  • 課題番号 : 24720102
  • 体系的課題番号 : JP24720102