2013年4月 - 2015年3月
内側側頭葉てんかんにおける海馬硬化症の病態生理学的意義
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
- 課題番号
- 25870252
- 体系的課題番号
- JP25870252
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,290,000円
- (直接経費)
- 3,300,000円
- (間接経費)
- 990,000円
- 資金種別
- 競争的資金
内側側頭葉てんかんの主な病態である海馬硬化症について、形態と機能の両面から病態形成機序の解明に迫ることを目的として遂行した。そのために、まず、手術で摘出されたヒトの脳組織から生鮮脳スライス標本を作製して、フラビン蛍光イメージング法により神経活動の解析を行った。その後、同一標本を固定・染色して苔状線維の走行や病理組織学的変化などと対比して検討した。その結果、病理組織学的な海馬硬化の進展にあわせて、異なったてんかん原性機序が存在している可能性が示唆された。本研究で得られた成果は、将来内側側頭葉てんかんの新たな治療法の開発につながりうるものであると考えられた。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 25870252
- 体系的課題番号 : JP25870252