共同研究・競争的資金等の研究課題

2010年 - 2011年

ヒト脳スライス標本を用いたてんかん病態形成機序の生理学的解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

課題番号
22700376
体系的課題番号
JP22700376
配分額
(総額)
4,030,000円
(直接経費)
3,100,000円
(間接経費)
930,000円

てんかんは人口の約1%をも侵す主要な脳神経疾患のひとつである。その主な病態形成機序は大脳皮質の神経細胞の過剰興奮であるとされているが、その詳細は明らかではない。そこで、我々は手術で摘出された実際のヒトのてんかん焦点組織からスライス標本を作製し、人工脳脊髄液中で維持することで、生きたままのてんかん焦点組織における興奮動態を観察することを試み、てんかん焦点組織に特有の興奮伝播様式があることを見出した。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-22700376/22700376seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22700376
ID情報
  • 課題番号 : 22700376
  • 体系的課題番号 : JP22700376