共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2019年3月

地球表層最大の炭素プールの反応性:土壌と海底堆積物の共通メカニズムの検証

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
15H02810
体系的課題番号
JP15H02810
配分額
(総額)
15,730,000円
(直接経費)
12,100,000円
(間接経費)
3,630,000円

世界の5つの気候区、土壌タイプに属する自然および農地土壌(計22点)を対象に、活性金属(Fe, Al)が有機炭素の貯留および安定化を規定すること、そのメカニズムには低次構造(submicron size)中での炭素・活性金属の空間的相関が、また高次構造(μm-mm size)における共局在が係わることが分かった。また国際共同研究から、粘土含量より活性金属が炭素貯留を規定することの普遍性を初めて明らかにした。米国の河川および大陸棚堆積物を対象に土壌と共通の物理分画手法の有効性を確認し、土壌に見られる高次構造の発達は弱いものの、低次構造中において活性Feが炭素貯留に寄与することを示した。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15H02810/15H02810seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15H02810
ID情報
  • 課題番号 : 15H02810
  • 体系的課題番号 : JP15H02810