MISC

2004年

ピーマンの着果と着果周期に及ぼす着果負担の影響

園芸学会雑誌,73(2)
  • 福元康文
  • ,
  • 西村安代
  • ,
  • 島崎一彦

73
2
開始ページ
171
終了ページ
177
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.2503/jjshs.73.171
出版者・発行元
園藝學會

ピーマンの着果負担を変えて、着果および着果周期に及ぼす影響について調査した。開花数や着果率の変動は担果数に依存していたが、着果期間が短いとその影響は小さくなった。着果期間が長くなると光合成生産物は肥大中の果実へ優先的に分配され、逆に根への分配が減少し、-R比は高く推移した。以上の結果から、果実収量の増減は植物体の栄養状態に起因する担果力の違いによって生じることが明らかになった。したがって、ピーマンにおいて長期にわたって安定した収量を得るためには、適期収穫により着果負担をなるべく小さくし、着果率が高い主枝の利用を図り、樹勢に応じた肥培管理と垣根仕立てのような整枝・せん定法の検討が望まれる。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2503/jjshs.73.171
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110001803510
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00025257
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/6886355
URL
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10470451
URL
http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010690552 本文へのリンクあり
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00237312754?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.2503/jjshs.73.171
  • ISSN : 0013-7626
  • CiNii Articles ID : 110001803510
  • CiNii Books ID : AN00025257

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