MISC

2014年6月16日

TVホワイトスペースのための低アンテナ高近距離における伝搬損失モデルの検討

電子情報通信学会技術研究報告
  • 菅 智茂
  • ,
  • 沢田 浩和
  • ,
  • 水谷 圭一
  • ,
  • 宋 春毅
  • ,
  • 石津 健太郎
  • ,
  • 村上 誉
  • ,
  • 原田 博司
  • ,
  • 高田 潤一

114
84
開始ページ
29
終了ページ
34
記述言語
日本語
掲載種別
研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

周波数資源有効利用のため,TVホワイトスペース(TVWS)の活用が期待されている.TVWSを利用する場合,TV放送業務に関わる一次利用者への与干渉エリア及び二次利用者の通信可能エリアを推定する必要がある.これらのエリアを推定するには,伝搬損失の推定式が必要となるが,従来のUHF帯伝搬損失モデルは,基地局アンテナ高が高く,伝送距離も1km〜数十kmで検討されており,二次利用者の運用環境である低アンテナ高の基地局による近距離伝送を想定したモデル検討は少ない.そこで本報告では,UHF帯における低アンテナ高での近距離伝搬損失特性を明らかにするため,屋外電波伝搬測定を行い,二次利用者から一次利用者への与干渉エリアの推定行うための伝搬モデルの検討を行った.伝搬測定の結果を検討し,直接波と大地面からの反射波を考慮した2波干渉モデルを基本とした,最小の伝送損を考慮した与干渉エリア推定用の伝搬モデルが干渉評価に有用であると推定した.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009925551
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12613658
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/025590138
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110009925551
  • CiNii Books ID : AA12613658

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