2013年10月24日
TVホワイトスペース帯無線通信システムにおける適応時間軸ウインドウイング処理に基づく送信電力制御
電子情報通信学会技術研究報告
- ,
- 巻
- 113
- 号
- 266
- 開始ページ
- 63
- 終了ページ
- 68
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
近年,無線トラヒックの急激な増加に伴い周波数資源が逼迫している.そのため新たなチャネル開拓が急務とされている.その解決策の一つがテレビ放送周波数帯における空き周波数資源を有効活用する,TVホワイトスペース技術である.このTVホワイトスペースの無線ブロードバンド利用は世界各国で検討が始まっており,同時に複数の国際標準化活動も推進されている.ここで二次利用者であるTVホワイトスペース利用無線通信システムは,一次利用者であるTV放送サービスに影響を与えてはならない.そこで例えば米国FCCでは厳しい送信スペクトラムマスクが検討されている.本稿では,多くのTVホワイトスペース利用無線通信システムの国際標準規格で導入が検討されている直交周波数分割多重(OFDM)方式と,米国FCCで定められている送信スペクトラムマスク規定を念頭にし,帯域制限のための時間軸ウィンドウイング長を適応的に選択し,送信電力を制御することで,効率的にTVホワイトスペースを利用するシステムを提案する.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009784501
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12041066
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/025004312
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110009784501
- CiNii Books ID : AA12041066