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筆頭著者
2013年2月27日

TVホワイトスペース帯OFDM通信システムにおける時間ウィンドウイング処理による帯域外輻射抑圧に関する一検討

電子情報通信学会技術研究報告
  • 水谷 圭一
  • ,
  • 船田 龍平
  • ,
  • 原田 博司

112
444
開始ページ
135
終了ページ
139
記述言語
日本語
掲載種別
研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

逼迫した周波数資源の拡大のために、特定の利用目的を持った利用者(一次利用者)のために割り当てられている周波数において、「空間的」および「時間的」に利用可能な周波数帯(ホワイトスペース)の無線通信利用が期待されており、各国で一次利用者を保護するための議論が進められている。特に米国FCCでは一次利用者を保護するために厳しい送信スペクトラムマスクが設定されている。このスペクトラムを満たすために高次数の送信ディジタルフィルタが必要となり、送信機回路規模の増大を招くため、実装が困難となる問題がある。一方、OFDM送信信号のシンボル間に発生する不連続点を、時間ウィンドウイングによって平滑化することで、帯域外輻射(サイドローブ)を抑圧する手法が提案されており、既にIEEE 802.11a/g/nなどで利用されている。本稿ではホワイトスペース帯を想定したOFDM通信方式における時間ウィンドウイング処理の効果を評価し、例として米国FCCの定める厳しい送信スペクトラムとの関係を考察する。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009728411
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12041066
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/024342962
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110009728411
  • CiNii Books ID : AA12041066

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