2015年 - 現在
携帯型情報通信技術を用いた介護者のための身体負担量評価システムの開発
日本学術振興会 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 15K08826
- 体系的課題番号
- JP15K08826
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,250,000円
- (直接経費)
- 3,250,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
高齢者介護における虐待や殺人などの一因は介護疲労と考えられ,未然に防ぐためには介護者の健康管理が重要となる.ICTを用いたウェアラブル生体センサーは健康状態の可視化から介護者の健康を評価することが可能である.生体データとストレス指標の調査の結果,夜勤の高精神負荷が最も高値を示した.職業性ストレスは夜勤や被介護者数,被介護者からの暴言とその体制の不備に相関関係が見られた.残業時間が増えると「心理的な仕事の負担量」が増加し,休憩時間の減少は「職場環境によるストレス」の増加と関連した.ICTを用いた介護者の身体・精神的負担評価システムは介護の労働環境の評価と介護者の健康管理に有効と考えられた.
- ID情報
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- 課題番号 : 15K08826
- 体系的課題番号 : JP15K08826