共同研究・競争的資金等の研究課題

2020年11月 - 2025年3月

ウェルビーイングの規定要因に関する実証的研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 学術変革領域研究(A)  学術変革領域研究(A)

課題番号
20H05805
体系的課題番号
JP20H05805
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
42,510,000円
(直接経費)
32,700,000円
(間接経費)
9,810,000円

2020年度には、翌年度の調査実施に向けて、予備調査としてのインターネット調査を実施した。その際、以下の諸効果の推定を想定した。まず、ソーシャルサポートがウェルビーイングに与える効果として、第1に「直接的にウェルビーイングに影響する」という直接効果を想定した。また第2に、「公的サービスの利用に影響することで、間接的にウェルビーイングに影響する」という間接効果も想定した。つぎに、公的サービスがウェルビーイングに与える効果として、第1に「直接的にウェルビーイングに影響する」という直接効果を想定した。また第2に、「ソーシャルサポートのやりとりに影響することで、間接的にウェルビーイングに影響する」という間接効果も想定した。そこでこれら4つの可能性を考慮して、以下の4つのリサーチクエスチョンを設定した。
① 誰との間のどのようなソーシャルサポートのやりとりがどの程度増えると、どの種類のウェルビーイングがどの程度改善するのか
② 誰との間のどのようなソーシャルサポートのやりとりがどの程度増えると、どのような公的サービスの利用がどの程度減るのか
③ どのような公的サービスの利用がどの程度増えると、誰との間のどのようなソーシャルサポートのやりとりがどの程度増えるのか
④ どのような公的サービスの利用がどの程度増えると、どの種類のウェルビーイングがどの程度改善するのか
上記①~④を検証するために、調査票では、現在のウェルビーイングと、幼少期から現在までに経験したソーシャルサポートや公的サービスについての質問を含めた。その上で、2021年2月20~25日にインターネット調査を実施し、全都道府県の20~69歳男女の構成比に合わせた計20,000名から回答を得た。その回答データを用いて、上記①~④に関連する諸仮説について、現在分析を進めている。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PLANNED-20H05805/
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PLANNED-20H05805
ID情報
  • 課題番号 : 20H05805
  • 体系的課題番号 : JP20H05805

この研究課題の成果一覧

MISC

  23

講演・口頭発表等

  6