共同研究・競争的資金等の研究課題

2002年 - 2004年

構造物適応型の電磁誘導非破壊検査システムの実用化開発

(財)エネルギー総合工学研究所  革新的実用原子力技術開発提案公募事業  

担当区分
研究分担者
資金種別
競争的資金

非破壊検査手法の一つである渦電流探傷試験におけるプローブの開発を行った。導体の広い範囲に一様な渦電流を発生させてき裂を探傷する一様渦電流プローブについて検討し、立体的な形状部分の探傷に適用するためマルチ一様渦電流プローブを開発した。開発したプローブにより、疲労割れや応力腐食割れなどの自然き裂を探傷し、十分な精度でき裂を検出できることを確認した。
この研究の一部は、国プロにおける「革新的実用原子力技術開発提案公募事業」の一環として実施した。
これらの研究成果により、平成18年電気学会優秀論文発表賞および平成19年度日本保全学会産学協同セッション銀賞を受賞した。