2014年4月 - 2017年3月
感謝が自己と対人関係に及ぼすポジティブ効果に関する拡張・形成2過程モデルの検証
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究は,「感謝」が自己認知を拡張し,対人関係の形成に及ぼすポジティブ効果を検証したものである。
特性感謝は,主観的ウェルビーイングと関連があり,被援助によって喚起される「利益の評価」の認知を経て状態感謝を高めることが明らかになった。
また,感謝感情は,負債感情と共起し,共感性を喚起して第三者への向社会的行動を高めること,友人関係の維持に効果を及ぼすことが明らかになった。さらに,感謝感情が主観的ウェルビーイングに及ぼす効果は,負債感情によって妨げられることがあることが明らかになった。
特性感謝は,主観的ウェルビーイングと関連があり,被援助によって喚起される「利益の評価」の認知を経て状態感謝を高めることが明らかになった。
また,感謝感情は,負債感情と共起し,共感性を喚起して第三者への向社会的行動を高めること,友人関係の維持に効果を及ぼすことが明らかになった。さらに,感謝感情が主観的ウェルビーイングに及ぼす効果は,負債感情によって妨げられることがあることが明らかになった。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 26380839
- 体系的課題番号 : JP26380839