共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年4月 - 2017年3月

感謝が自己と対人関係に及ぼすポジティブ効果に関する拡張・形成2過程モデルの検証

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
26380839
体系的課題番号
JP26380839
配分額
(総額)
4,810,000円
(直接経費)
3,700,000円
(間接経費)
1,110,000円

本研究は,「感謝」が自己認知を拡張し,対人関係の形成に及ぼすポジティブ効果を検証したものである。
特性感謝は,主観的ウェルビーイングと関連があり,被援助によって喚起される「利益の評価」の認知を経て状態感謝を高めることが明らかになった。
また,感謝感情は,負債感情と共起し,共感性を喚起して第三者への向社会的行動を高めること,友人関係の維持に効果を及ぼすことが明らかになった。さらに,感謝感情が主観的ウェルビーイングに及ぼす効果は,負債感情によって妨げられることがあることが明らかになった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26380839/26380839seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26380839
ID情報
  • 課題番号 : 26380839
  • 体系的課題番号 : JP26380839