2020年7月
都道府県における情報提供とオープンデータの関係性
情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集
- 巻
- 2020
- 号
- 0
- 開始ページ
- 65
- 終了ページ
- 70
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11514/infopro.2020.0_65
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 情報科学技術協会
<p>2012年に電子行政オープンデータ戦略が策定されて以降、日本政府および自治体においてオープンデータの取り組みが推進されている。オープンデータの推進が唱導される前から情報提供として情報を能動的に公開している自治体が存在している。本研究は、オープンデータと情報提供の関係に着目する。情報提供というかたちで情報を能動的に公開してきた自治体はオープンデータの推進という新たな政策課題を前にして、より適合的な動きを取ることが出来たのではないかという問いを立てる。かような研究上の問いについて、本研究では日本の都道府県を対象に実証分析を行った。その結果、47都道府県において情報提供を積極的に行ってきた団体がオープンデータにも積極的に取り組んでいるという関係は見出せなかった。情報公開担当部署とオープンデータ担当部署が異なることがその原因として考えられる。</p>
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11514/infopro.2020.0_65
- CiNii Articles ID : 130007857502