講演・口頭発表等

2015年9月22日

テロリズムに対する心理学的アプローチ ーテロリズムに関して心理学は何をしてきたか、していけるのかー

日本心理学会第79回大会
  • 越智啓太
  • ,
  • 大上 渉
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  • 杉浦 仁美
  • ,
  • 釘原 直樹

記述言語
日本語
会議種別
シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)
主催者
日本心理学会
開催地
名古屋国際会議場

現在、国際社会において最も大きな問題のひとつがテロリズムの問題であろう。また、2020年の東京オリンピックを控え、日本においてもさまざまなテロ対策が計画され、実施されるようになっている。日本人の多くはテロと日本は縁遠いものと考えがちだが、チュニジアにおける外国人大量殺傷事件、「イスラム国」による後藤健二さん殺害事件をはじめ、オウム真理教事件や極左暴力集団によるテロなど、じつは日本人が巻き込まれたり、日本で発生するテロは少なくない。本シンポジウムでは、このような状況をふまえ、テロに関する歴史と国内外の心理学観点からの研究アプローチを概観した上で、テロの発生メカニズム、テロリストのプロファイリング、テロの防止などに関して検討、議論した。