Profile Information

Affiliation
教授, 外国語学部, 大東文化大学
Degree
PhD(Keio University)
博士(学術)(慶應義塾大学)

Contact information
kamimuric.daito.ac.jp
J-GLOBAL ID
200901015814066814
researchmap Member ID
6000016377

私の研究は、言語、政策、技術という三つの分野に横断的に関わる問題を扱っています。

言語と政策については、日本の外国語教育における政策過程や企業内言語教育の問題、言語政策研究の方法論などを研究のテーマとしてきました。言語政策論は、近年注目される研究分野ですが、政策コメンタールや政策ドキュメンタリーの域を出ないものも散見されます。そのような中で、言語政策研究が何をなすべきかを考察してきました。

技術と政策については、インターネットのトップレベルドメイン名のガバナンスをテーマにしています。特に、インターネットコミュニティの公共的な財とみなされる「国別トップレベルドメイン名」の管理運営体制において考慮されるべき原則は何かを実証データをもとに研究してきました。また、過去には、1997年の通信自由化以降のオーストラリアの電気通信・情報通信政策があります。オーストラリアにおいて行われた通信自由化が、15年の時を経てなぜその対極といえる国営ブロードバンド公社による基盤整備に向かってしまったのかを明らかにしました。

また、技術、政策、言語のすべての分野にまたがるテーマとして、言語的デジタルデバイド解消へ向けた政策的関与のあり方について研究をしています。オープンソースソフトウェアなどの非商用ソフトウェアは、ICTの利用における言語間格差の解消に高い有効性があると考えられがちですが、言語間の内部相互補助が働く商用ソフトウェアの場合には、言語間格差の解消を実現しやすいことなどをこれまでに明らかにしました。自動翻訳など、自然言語処理技術の進展には目を見張るものがありますが、技術だけで言語に関わるすべての問題が解決できるわけではありません。技術と政策と言語をつなぐガバナンスのあり方から、その解決を探らなければならないという点では、今日にも通じるテーマです。


Books and Other Publications

  11

Papers

  29

Misc.

  14

Presentations

  8

Committee Memberships

  5

Research Projects

  5