論文

2013年

歌がつむぐ社会?

日本文化人類学会研究大会発表要旨集
  • 梶丸 岳

2013
開始ページ
99
終了ページ
99
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.14890/jasca.2013.0_99
出版者・発行元
日本文化人類学会

歌掛けは即興で歌詞をつけた歌によって言葉を交わす芸能である。本発表ではこうした歌掛けのひとつ「掛唄」をめぐる社会関係を明らかにし、歌と社会の関係の多様性を示すことを目的とする。掛唄は2か所で年1回開かれる大会で主に歌われる。掛唄の歌い手はこの大会の時以外は非常に希薄な社会関係しか持っておらず、歌が現実社会の結束を強めているとは言えないが、むしろ大会全体が社会と離れた「遊びの場」であるとも言える。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2013.0_99
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130005457482
ID情報
  • DOI : 10.14890/jasca.2013.0_99
  • CiNii Articles ID : 130005457482

エクスポート
BibTeX RIS