書籍等出版物

2017年3月31日

痛みと感情のイギリス史

  • 伊東 剛史
  • ,
  • 後藤 はる美
  • ,
  • 金澤 周作
  • ,
  • 那須 敬
  • ,
  • 赤松 淳子
  • ,
  • 高林 陽展

担当区分
共著
担当範囲
I 神経――医学レジームによる痛みの定義
出版者・発行元
東京外国語大学出版会
記述言語
日本語
著書種別
学術書

歴史から浮かび上がる〈感情〉の共同体痛みは普遍的なのか――生と痛みが絡まり合う感情の諸相を、イギリス史を舞台に描き出す。

17世紀から20世紀のイギリスをフィールドとして、神経医学の発達、貧者の救済、聖職者の処刑、宗教改革期の病、魔女裁判、夫婦間の虐待訴訟、動物の生体解剖などを題材に、6名の研究者が史料に残された〈生きられた痛み〉を照らし出し、感情を歴史学の視点から考えるための視座を開く。