2017年4月 - 2020年3月
中学校・高等学校数学科における「割合」の活用力育成をめざしたカリキュラム開発研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究の目的は,特に中学校・高等学校数学科の指導に焦点を当て「割合」の理解を深め活用力を育成する指導のあり方を追究し,「割合」指導のカリキュラム開発への示唆を得ることである。研究成果として,次の4点を明らかにした。
①中高数学科で単元を設けて割合指導しているフィンランドでは,日本では扱っていないP/Pタイプ,%ポイント等を扱っていること,②日本の中高生は,割合の活用力が不十分であること,③将来小学校教員を目指す日本の大学生は,中高生に比べれば活用力は身についているものの,理解が不十分な部分もあること,④日本の中高数学科で,割合に関わる実験授業を複数回行い,カリキュラム開発への示唆を得たこと。
①中高数学科で単元を設けて割合指導しているフィンランドでは,日本では扱っていないP/Pタイプ,%ポイント等を扱っていること,②日本の中高生は,割合の活用力が不十分であること,③将来小学校教員を目指す日本の大学生は,中高生に比べれば活用力は身についているものの,理解が不十分な部分もあること,④日本の中高数学科で,割合に関わる実験授業を複数回行い,カリキュラム開発への示唆を得たこと。
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- 課題番号 : 17K04766
- 体系的課題番号 : JP17K04766