論文

2018年2月23日

数学教育における教材研究と授業改善の研究Ⅵ: モデルプレートを活用した授業改善の試み

秋田大学教育文化学部研究紀要教育科学
  • 佐藤学,重松敬一,赤井利行,杜威,新木伸次,椎名美穂子

73
開始ページ
27
終了ページ
32
記述言語
日本語
掲載種別

モデルプレートの活用によって発展的に考えることを意図していない授業であっても,授業計画や実践が改善されることを熟練教師の実践に注目して検討した。その結果,授業実践において,発展的に考える姿の範となる行為に働きかけるモデルプレートの機能が確認できること,特に,「新たな発展」へと展開するにあたって,発見的発展のモデルプレートが機能することや,発見的発展のモデルプレートを働きかけることによって,「新たな発展」へと展開することが認められ,モデルプレートが授業改善を図る機能があることを明らかにした。

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