日出間 志寿
ヒデマ シズ (Shizu Hidema)
更新日: 2022/09/03
基本情報
- 所属
- 東北大学 大学院農学研究科・農学部 応用生命科学専攻 分子細胞科学講座 分子生物学分野 助教
- 学位
-
博士(農学)(東北大学)
- 通称等の別名
- (旧姓など)花田 志寿
- J-GLOBAL ID
- 200901068988303790
- researchmap会員ID
- 6000017653
- 外部リンク
研究分野
1経歴
1-
1988年4月 - 1992年9月
学歴
1-
- 1988年3月
委員歴
2-
2013年4月 - 2015年3月
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2013年4月 - 2015年3月
論文
16-
ACS Applied Materials & Interfaces 2018年 査読有り
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JOURNAL OF CELLULAR BIOCHEMISTRY 117(5) 1099-1111 2016年5月 査読有り
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BIOCHEMICAL AND BIOPHYSICAL RESEARCH COMMUNICATIONS 472(2) 319-323 2016年4月 査読有り
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Experimental Animals 65(1) 87-96 2016年2月14日 査読有り
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BIOSCIENCE BIOTECHNOLOGY AND BIOCHEMISTRY 80(10) 1925-1933 2016年 査読有り
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Information Science 2015年12月1日 査読有り
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BIOLOGY OF REPRODUCTION 93(4) 2015年10月 査読有り
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Biochem Biophys Res Commun 2015年6月9日 査読有り
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Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 2014年5月1日 査読有り
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ENDOCRINOLOGY 154(11) 4305-4315 2013年11月 査読有り
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BIOSCIENCE BIOTECHNOLOGY AND BIOCHEMISTRY 76(9) 1621-1626 2012年9月 査読有り
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JOURNAL OF BIOSCIENCE AND BIOENGINEERING 113(1) 5-11 2012年1月 査読有り
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FERTILITY AND STERILITY 94(7) 2878-2881 2010年12月 査読有り
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Saito Ho-on Kai Museum Research Bulletin 74 9-16 2010年3月 招待有り
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BIOSCIENCE BIOTECHNOLOGY AND BIOCHEMISTRY 73(9) 2145-2146 2009年9月 査読有り
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BIOSCIENCE BIOTECHNOLOGY AND BIOCHEMISTRY 71(3) 817-820 2007年3月 査読有り
MISC
3-
バイオサイエンスとインダストリー 68(4) 259-268 2010年7月1日
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バイオサイエンスとインダストリー 65(7) 360-363 2007年7月1日
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化学と生物 40(8) 531-532 2002年8月
講演・口頭発表等
39-
2017年度生命科学合同年次大会 2017年12月9日
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2017年度生命科学合同年次大会 2017年12月6日
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北米神経科学会 2017年11月11日
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日本動物行動関連学会・研究会合同大会(行動2017) 2017年8月30日
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日本動物行動関連学会・研究会合同大会(行動2018) 2017年8月30日
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第40回日本神経科学大会 2017年7月20日
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第40回日本神経科学大会 2017年7月20日
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第94回日本生理学会大会 2017年3月28日
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2017年日本農芸化学会年会 2017年3月17日
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2017年日本農芸化学会年会 2017年3月17日
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新学術領域研究「共感性の進化・神経基盤」第4回領域会議 2017年1月21日
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第39回日本神経科学大会 2016年12月
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第39回日本分子生物学会年会 2016年11月30日
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第39回日本分子生物学会年会 2016年11月30日
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第39回日本分子生物学会年会 2016年11月30日
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北米神経科学会 2016年11月12日
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第25回日本行動神経内分泌研究会 2016年9月13日
共同研究・競争的資金等の研究課題
5-
その他の研究制度 2011年4月 - 現在
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その他の研究制度 2011年4月
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その他の研究制度 2005年3月 - 2006年9月
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その他の研究制度 2006年4月
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補助金 2005年4月
その他
8-
2015年4月 - 2015年4月オキシトシン(OT)は主に視床下部で生産され下垂体後葉から分泌されオキシトシン受容体(OXTR)を介して脳内で神経伝達物質として社会行動、性的行動、母性や父性行動の発動に関与している。申請者のグループはOXTRのノックアウトマウスOXTR-KOを作製し、その行動解析の結果、当該マウスの母性行動や社会記憶が減衰することを明らかにした(Takayanagi, 2005)。さらに脳内の視索前野(MPA)外側中隔(LS)では母性行動時にOXTRの発現が上昇し、OXTRを発現している多くの神経細胞が活性化することを明らかにした(論文投稿準備中)。 情動・行動におけるOXTRの機能を詳細に解析するためには、In vivoでOXTR現細胞をマーキングしOXTR発現細胞に限局した遺伝子操作が極めて有効である。そこで申請者は、OXTRをコードするエキソン3の部位にDNA組み換え酵素Cre recombinase(Cre:loxPサイトと呼ばれるDNA配列を認識しDNA部位特異的組み換えを起こす酵素)とHAタグ(HA:ヘマグルチニン。ウイルス表面上に存在する抗原性糖たんぱく質でHAに対する抗体によってHAタグを付加した組み換えタンパク質の産生を可視化できる)を付加したOXTR cDNAを導入したOxtr-cDNAHA-Ires-Cre ノックインマウスの作製を行った。このマウスは①OXTR発現細胞特異的にCreを発現し、②OXTRの機能、発現を損なうことなくHAタグを付加し細胞内の局在解析を可能にする。Oxtr-cDNAHA-Ires-Cre ノックインマウスのCreの発現部位と酵素活性、HAタグの検出等のチェックを行い想定された機能を備えていることを確認した(Fig.1)。OXTRは視索前野、外側中隔のほか、扁桃体、海馬、大脳皮質などで発現が認められており(Yoshida, 2009) Oxtr-cDNAHA-Ires-Cre ノックインマウスのCreの発現領域はそれと一致した(論文投稿中)。それらの領域は相互連絡をして複雑なネットワークを形成し情動・社会行動に深く関与している脳内の領域である。Oxtr-cDNAHA-Ires-Cre ノックインマウスの最大の特徴はOXTR発現細胞特異的にCre を発現するためloxPサイトを介してOXTR発現細胞特異的なDNA組み換えができることにある。この性質は例えばAAV-FLEXベクターと組み合わせればOXTR発現細胞をラベルすることを可能にし、ラベルした細胞の活性を記録したり、Indicatorタンパク質の発現によってラベルした細胞を操作して活性化、または不活性化して神経回路を明らかにしたりその結果の行動の変化をみることができるようになる。AAV-FLEXベクターとは神経細胞に効率よく感染するAAVベクターにCre発現細胞においての
-
2014年4月 - 2014年4月オキシトシン(OT)は主に視床下部で生産され①下垂体後葉から分泌されオキシトシン受容体(OXTR)を介して子宮収縮や乳汁射出、血圧や心拍数の調節など末梢組織でのホルモンとしての役割と②脳内で神経伝達物質として社会行動、性的行動、母性や父性行動の発動に関与している。近年OXTの投与が自閉症スペクトラム(ASD)の症状を緩和することが報告され、また自閉症患者群においてOXTRのアミノ酸置換を伴う一塩基置換も見いだされており1)自閉症等の発達障害の病態メカニズムの解明といった点でもOXT-OXTRシステムは注目されている。申請者のグループはOXTRのノックアウトマウスOXTR-KOを作製し、その行動解析の結果、当該マウスの母性行動や社会記憶が減衰することを明らかにした2)。さらにOXTR発現細胞を可視化できるOXTR-Venusマウス3)を解析し外側中隔のOXTR発現ニューロンのほぼ100%,扁桃体のOXTR発現ニューロンの30%が抑制性神経のGABAニューロンであることを見出した。また外側中隔では母性行動時にOXTRの発現が上昇し、OXTRを発現している多くの神経細胞が活性化することを示した(未発表データ)。扁桃体や外側中隔は海馬、視床下部、大脳皮質などと相互連絡をして複雑なネットワークを形成し情動・社会行動に深く関与している脳内の領域である。 情動・行動におけるOXTRの機能を詳細に解析するためには、In vivoでOXTR現細胞をマーキングしOXTR発現細胞に限局した遺伝子操作が極めて有効である。そこで申請者は今年度新たにOXTRをコードするエキソン3の部位にDNA組み換え酵素Cre recombinase(Cre:loxPサイトと呼ばれるDNA配列を認識しDNA部位特異的組み換えを起こす酵素)とHAタグを付加したOXTR cDNAを導入したOxtr-cDNAHA-Ires-Cre ノックインマウスの作製を行った。このマウスは①OXTR発現細胞特異的にCreを発現し、②OXTRの機能、発現を損なうことなくHAタグを付加し細胞内の局在解析を可能にする。Oxtr-cDNAHA-Ires-Cre ノックインマウスのCreの発現部位と酵素活性、HAタグの検出等のチェックを行い想定された機能を備えていることの確認に成功した。Oxtr-cDNAHA-Ires-Cre ノックインマウスの最大の特徴はOXTR発現細胞特異的にCre を発現するためloxPサイトを介してOXTR発現細胞特異的なDNA組み換えができることにある。この性質は例えばFLEX-AAVベクターと組み合わせればOXTR発現細胞をラベルすることを可能にし、ラベルした細胞の活性を記録したり、Indicatorタンパク質の発現によってラベルした細胞を操作して活性化、または不活性化して神経回路を明らかにしたりその
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2012年4月 - 2012年4月ストレスに応答する視床下部の特定の神経内分泌神経細胞を可視化しその細胞のみを収集することで高品質なトランスクリプトーム解析を行いストレス応答の分子機構を解明する。
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2010年4月 - 2010年4月コヒーレント光発光・分光技術を生物機能解析手法に導入した、非破壊法による可視化技術となる「一細胞顕微照射システム」を開発し、これまでのマクロ(動物個体、多細胞集団)な解析からミクロ(一細胞)における光応答反応を解析し、従来の方法では見出すことの出来なかった、機能を解明すると共に、本装置を動物など全生物を対象にした農学・医学等の分野での研究手法へと応用することである。
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2007年2月 - 2007年2月Cre recombinase誘導型TERT発現トランスジェニックマウスを作製しその組織から単離した組織由来の初代培養細胞に細胞透過性Cre recombinaseを作用させ正常機能を有したまま長期増殖可能な細胞株を樹立する。
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2006年4月 - 2006年4月東北大学工学研究科 井樋慶一教授との共同研究でCrh EGFP Cre knock in マウスの作製および解析を行う
社会貢献活動
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