基本情報

所属
鹿屋体育大学 スポーツ人文・応用社会科学系 准教授
日本大学 芸術学部 非常勤講師
学位
博士(教育学)(東京大学)
修士(教育学)(東京大学)

通称等の別名
やまもといっせい
J-GLOBAL ID
200901011826118407

【博士論文までの研究来歴】

 学部在学時から修士課程において、満洲における教育の歴史を、『南満教育』という雑誌を通じて研究してきました。博士課程進学後に研究対象を山東省青島に絞り、特に第一次日本統治期(1914-22年)の日本人教育と中国人教育との関係について検討を進め、その成果を博士論文「戦前期山東省青島における近代学校形成に関する研究」(東京大学、2011年3月)にまとめました。さらに、その成果を元に『青島の近代学校-植民地教員ネットワークの連続と断絶-』(皓星社、2012年)を上梓しました。

【科研費研究】

 現在は「東アジアにおける帝国日本の教員ネットワーク-形成・解体・再編-」(2017年度-2020年度科学研究費若手研究(B)、課題番号17K14009、研究代表者:山本一生)において、帝国日本の崩壊に伴って中等教員ネットワークがどう崩壊したのか、さらにアジアでの国家秩序再編に伴って中等教員ネットワークがどう再編されたのか、通時的に検証することを目指しております。帝国日本の中等教員の異動・移動をネットワークと捉え、①戦前の形成期②日本敗戦後の崩壊期③戦後の再編期という3つの時期に区分し、各時期の教員ネットワークの特徴を①通時的課題②地域横断的課題という2つの軸から析出します。

【現在の研究関心】

第一に、1945年の日本の敗戦によって帝国日本の中等教員ネットワークがどのように解体し、再編したのか、近年盛んとなっている引揚研究などを参照しながら検証しています。その成果は「青島日本中学校教員経験者の引揚後の職業-同窓会誌記事を分析対象として-」(『アジア教育史研究』第27号、2017年)にまとめました。

第二に、前述の『青島の近代学校』での青島研究を継続しています。まず、1940年代の日本による華北占領期における青島の学校教育を研究しております。その成果は「華北占領期の公立小学校における学生の属性-青島特別市を事例として-」(『日本の教育史学』第62集、2019年)にまとめました。

さらに日本の敗戦に伴い戦後国民政府期へと中国大陸全体が大きく転換する中で、華北占領期の学校教育がどのように「接収」され、「再編」されたのか、学校制度・教員・教育内容の3つの点から明らかにしようとしております。


委員歴

  6

論文

  20

MISC

  19

書籍等出版物

  14

講演・口頭発表等

  33

担当経験のある科目(授業)

  20

Works(作品等)

  1

共同研究・競争的資金等の研究課題

  6

社会貢献活動

  2