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1999年3月

近世前期世襲代官の在地支配とその終焉-江戸幕府高室代官を事例として-

東京都教育委員会『学芸研究紀要』第15集

記述言語
掲載種別
その他

近世前期における幕領支配は在地性の強い世襲代官に委ねられ、陣屋支配を通して行われていたが、その支配の実態についてはほとんど不明である。本稿では、世襲代官の在地支配の実態と土豪的農民を介しての村落支配の動向、および年貢未進に伴う世襲代官の処罰と未進年貢金問題などについて、武州西北部一帯に支配地を持っていた高室代官の事例を述べ、近世前期における世襲代官の支配とその終焉を具体的に考察した。 全19頁

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