共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2018年3月

組織標的性を持つ遺伝子導入ベクターとしての次世代バキュロウイルスの開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)
  • 田村 隆彦
  • ,
  • 坂口 美亜子

課題番号
15K07926
配分額
(総額)
4,810,000円
(直接経費)
3,700,000円
(間接経費)
1,110,000円

本研究では出芽型組換えバキュロウイルスベクター(BV)に注目した。BVの大きなメリットとして、BV粒子のエンベロープに目的の膜タンパク質を発現させることが容易に可能であり、標的化遺伝子導入ベクターとしての応用が期待される。標的化分子の検索には、マラリア原虫には標的化に適した分子が多く存在することに着目した。肝細胞に高い親和性をもつCSPやTRAPを発現させたBVがヒト肝癌細胞(HepG2など)やヒト初代肝細胞PXB細胞において高い遺伝子導入効率を示すことを明らかにした。また補体制御因子の融合体を発現させることで、高い補体抵抗性をもつBVの作製に成功した。

リンク情報
論文
Evaluation of combinatory effects of Plasmodium circumsporozoite protein and complement regulatory protein expression of recombinant baculovirus vectors
論文
Protection of Baculovirus Vectors Expressing Complement Regulatory Proteins against Serum Complement Attack.
論文
Malaria sporozoite protein expression enhances baculovirus-mediated gene transfer to hepatocytes
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K07926/15K07926seika.pdf