2019年12月7日
超音波画像診断装置を用いたStrain elastographyによるグリップ動作時の肘関節内側支持機構の組織硬度に関する基礎的研究
第6回日本スポーツ理学療法学会学術大会
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- 主催者
- 日本スポーツ理学療法学会
- 開催地
- 東京都, 日本
UCLとFPMにおけるelastography評価は、同一検者による3回の測定の平均値を用いる場合、十分な信頼性を有した。肘関節内側裂隙は先行研究と同様にグリップ時に有意な減少を示した。UCLとFPMについて、グリップ時にともに硬度の増加を示し、硬度の比率が安静時とグリップ時でほぼ同等であることから、グリップ時には肘関節内側組織が全体として収縮し硬く変化していることが考えられ、それが肘関節内側裂隙の減少に貢献していることが考えられた。