2011年 - 2013年
イネの開穎機構を制御する遺伝的プログラムの解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 23580012
- 体系的課題番号
- JP23580012
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 5,460,000円
- (直接経費)
- 4,200,000円
- (間接経費)
- 1,260,000円
- 資金種別
- 競争的資金
イネの開穎は、内・外穎の鉤合の解除、鱗被の膨潤、花糸の伸長、葯の開裂、柱頭の展開といった一連の運動によって構成される。本研究では、変異体を用いて開穎制御の遺伝的メカニズムを解析した。
新たに同定した8系統の閉花性変異体のうち1系統は、鱗被のアイデンティティを決定するSPW1の新規アリルであった。一方、鱗被形成に関与しないH193mt変異体の原因遺伝子の候補領域を第1染色体上の250kbに絞り込んだ。また、円粒形で鱗被の小さい変異体が閉花性となることを明らかにした。さらに、MADS32遺伝子が内外穎の鉤合部を構築する新たな開穎装置形成遺伝子であることを明らかにした。
新たに同定した8系統の閉花性変異体のうち1系統は、鱗被のアイデンティティを決定するSPW1の新規アリルであった。一方、鱗被形成に関与しないH193mt変異体の原因遺伝子の候補領域を第1染色体上の250kbに絞り込んだ。また、円粒形で鱗被の小さい変異体が閉花性となることを明らかにした。さらに、MADS32遺伝子が内外穎の鉤合部を構築する新たな開穎装置形成遺伝子であることを明らかにした。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 23580012
- 体系的課題番号 : JP23580012