黛秋津 (Akitsu Mayuzumi) - マイポータル

基本情報

所属: 東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻教授

学位: 博士（学術）(東京大学)

J-GLOBAL ID: 200901001022086612
researchmap会員ID: 6000019998

研究キーワード

研究分野

経歴

2020年4月 - 現在

東京大学大学院総合文化研究科教授
2012年4月 - 2020年3月

東京大学大学院総合文化研究科准教授
2010年4月 - 2012年3月

広島修道大学経済科学部准教授
2009年4月 - 2010年3月

北海道大学スラブ研究センタープロジェクト研究員
2008年 - 2010年

東京国際大学非常勤講師
2007年 - 2008年

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員

学歴

論文

歴史から見たロシア「勢力圏」の虚実——黒海沿岸地域におけるロシアの影響力

黛秋津

外交 (72) 76-81 2022年3月招待有り
黒海地域の歴史 : 新しい地域研究の試み

黛秋津

歴史と地理 (世界史の研究) (726) 1-18 2019年招待有り
Transformation of Ottoman-Crimean Relations and Russian Intervention after the Treaty of Kuchuk Kainardji (1774)

MAYUZUMI, Akitsu

Ο Πόντος στην ύστερη Οθωμανική Αυτοκρατορία (1774-1908): Κοινωνία και Οικονομία, Θεσσαλονίκη 39-48 2018年招待有り
オスマン帝国のクリミア支配とロシアの進出によるその変容―黒海地域史の観点から

黛秋津

大学研究助成アジア歴史研究報告書2016年度 55-66 2017年
ルーマニアにおける水たばこの歴史―オスマン帝国の支配との関連で―

黛秋津

たばこ史研究 (135) 1-12 2016年招待有り
オスマン帝国における中心=周辺関係の変容に関する一研究--18世紀後半のワラキア・モルドヴァとの宗主・付庸関係 (特集オスマン帝国史の諸問題) -- (世界秩序と国際関係)

黛秋津

東洋文化 (91) 77-98 2011年3月
「黒海地域」という地域認識--歴史的視点からの一試論 (特集黒海)

黛秋津

ユーラシア研究 (42) 40-45 2010年5月
ワラキア・モルドヴァにおけるロシア・ハプスブルク帝国の領事館設置問題--18世紀後半における黒海の国際化との関連で

黛秋津

東京国際大学論叢, 経済学部編 (42) 177-197 2010年
ロシアのバルカン進出とキュチュク・カイナルジャ条約(1774年)--その意義についての再検討

黛秋津

ロシア・東欧研究 (37) 94-105[含英語文要旨] 2008年
ロシア・オスマン関係の中のワラキア・モルドヴァ公問題(1774-1806)

黛秋津

Japanese Slavic and East European studies 27(27) 1-31 2007年査読有り
ロシア・オスマン関係の中のワラキア・モルドヴァ公問題 : 十八世紀後半から一九世紀初頭まで

黛秋津

史學雜誌 113(3) 271-303, 422-421 2004年3月20日

MISC

歴史の中のウクライナ——古くて新しい国、周縁にして中心

黛秋津

UP (2022-5) 2-8 2022年5月招待有り
回顧と展望（近代ロシア・東欧・北欧）

黛秋津

史学雑誌 124(5) 349-353 2015年5月
2013年度歴史学研究会大会報告批判（全体会）

黛秋津

歴史学研究 (913) 43-44 2013年12月
尾高晉己著「オスマン外交のヨーロッパ化―片務的外交から雙務的外交への轉換―」

黛秋津

東洋史研究 71(1) 115-123 2012年招待有り
Koza Surabu Yurasia Gaku (Slavic Eurasian Studies), Tokyo, Kodansha, 2008, Vol.I (ed.) Osamu Ieda, 278pages, Vol.II (ed.) Tomohiko Uyama, 322pages, Vol.III (ed.) Kimitaka Matsuzato, 334pages

Mayuzumi Akitsu

Japanese Slavic and East European studies 29 77-82 2009年3月30日
時代と社会を反映するビール--トルコ・ビール略史

黛秋津

中東研究 2008(1) 93-98 2008年6月

書籍等出版物

「暴力」から読み解く現代世界

伊達, 聖伸, 藤岡, 俊博 (担当:共著, 範囲:冷戦後東欧地域における紛争と暴力の歴史的背景——ユーゴスラヴィアとウクライナ)

東京大学出版会 2022年6月 (ISBN: 9784130333047)
中欧・東欧文化事典

中欧・東欧文化事典編集委員会, 羽場, 久美子, 井口, 壽乃, 大津留, 厚, 桑名, 映子, 田口, 雅弘, 中澤, 達哉, 長與, 進, 三谷, 恵子, 山崎, 信一 (担当:分担執筆, 範囲:「ルーマニアの要塞教会」, 「ルーマニアの観光」, 「ルーマニアの食文化」)

丸善出版 2021年8月 (ISBN: 9784621306161)
東大連続講義歴史学の思考法

東京大学教養学部歴史学部会 (担当:共著, 範囲:現代社会の成り立ちを考える――グローバリゼーションの歴史的展開 (77-94頁))

岩波書店 2020年4月
A World History of Suzerainty: A Modern History of East and West Asia and Translated Concepts (Toyo Bunko Research Library 20)

Takashi Okamoto ed (担当:共著, 範囲:The Appearance of Vassal States and “Suzerainty” in the Ottoman Empire: The Case of Wallachia and Moldavia)

Toyo Bunko 2019年
『悪の歴史』西洋編・下

堀越孝一編 (担当:分担執筆, 範囲:「ピョートル大帝」「エカチェリーナ二世」)

清水書院 2018年
黒海地域の国際関係

六鹿茂夫編 (担当:共著, 範囲:黒海国際関係の歴史的展開―20世紀初頭まで)

名古屋大学出版会 2017年
『世界地名大事典』第4巻～第6巻

竹内啓一, 手塚章, 中村泰三, 山本健兒 (担当:分担執筆, 範囲:「ルーマニア」「トランシルヴァニア地方」ほか全74項目)

朝倉書店 2016年
高校生のための東大授業ライブ学問からの挑戦

東京大学教養 (担当:分担執筆, 範囲:グローバリゼーションをバルカンから観察する――現在を理解するための歴史学)

東京大学出版会 2015年
宗主権の世界史――東西アジアの近代と翻訳概念

岡本隆司編 (担当:共著, 範囲:オスマン帝国における附庸国と「宗主権」の出現――ワラキアとモルドヴァを例として)

名古屋大学出版会 2014年
三つの世界の狭間で―西欧・ロシア・オスマンとワラキア・モルドヴァ問題

黛秋津

名古屋大学出版会 2013年3月
バルカンの歴史―バルカン近現代史の共通教材

柴宜弘監訳, 黛秋津他 (担当:共訳) (原著:クリスティナ・クルリ)

明石書店 2013年
オスマン帝国史の諸相―東京大学東洋文化研究所研究報告

鈴木董編 (担当:共著, 範囲:一八〇二年ワラキア・モルドヴァ公宛て勅令の意義について―オスマン‐両公国関係と国際政治への影響)

山川出版社 2012年
ルーマニアを知るための60章

六鹿茂夫編 (担当:分担執筆)

明石書店 2007年
カフカース――二つの文明が交差する境界（共著）

(担当:共著, 範囲:帝国のフロンティアとしてのカフカース― 一八世紀のロシアのカフカース進出とオスマン帝国―)

彩流社 2006年
Studii şi cercetări de turcologie contemporană, Omagiu Profesorului Mihai Maxim

Călin Felezeu ed (担当:共著, 範囲:Pazvand-oğlu Osman Pasha, Russia and the Danubian Principalities: from the end of the 18th century to the beginning of the 19th century (pp.109-115))

Editura tribună 2004年

講演・口頭発表等

黒海から見たウクライナ戦争

黛秋津

アジアから見たウクライナ戦争――世界の視線の多様性と日本の選択 2022年9月18日招待有り
Voyvoda and khan as diplomatic issues on the Russo-Ottoman relations: from the perspective of the history of the Black Sea region in the 18th century

Akitsu Mayuzumi

Le XIIe Congrès d’études du Sud-Est europée 2019年9月3日 AIESEE (Association Internationale d'Etudes du Sud-Est Europeen)
Black Sea Area Studies in Japan: History and Recent Trends

Akitsu Mayuzumi

Humanities in the Information Society-III 2018年11月30日 Shota Rustaveli State University, Batumi 招待有り
The Russian diplomatic intervention in the Ottoman-Crimean relations after the treaty of Küçük Kaynarca (1774)

Akitsu MAYUZUMI

3rd International Congress of Pontic Studies. Aristotle University of Thessaloniki. Thessaloniki. 2016年11月19日
The Russian Annexation of Crimea (1783) in the Ottoman-Russian Rivalry over the Black Sea

Akitsu MAYUZUMI

ICCEES IX World Congress 2015 2015年8月4日
中東イスラーム世界における宗主国と付庸国――オスマン帝国とワラキア・モルドヴァ公国

黛秋津

国際ワークショップ「「宗主権」と近代東アジア」 2012年6月
Challenging "the Ottoman lake": internationalization of the Black Sea Region in the second half of the XVIIIth century

Black Sea Region in international relations: old issues, new trend (International symposium at Boğaziçi University, Istanbul) 2009年
The second half of the eighteenth century as the origin of modern international relations in the Black Sea Region: a beginning of conflicts among the three 'worlds'

北海道大学スラブ研究センター2008年度冬期シンポジウム 2008年
ロシアのバルカン進出とキュチュク・カイナルジャ条約（1774年）

2008年度ロシア・東欧学会研究大会 2008年
The significance of the treaty of Kyuchuk Kainardji for the Russian advancement into the Black Sea

北海道大学スラブ研究センター2007年度冬期国際シンポジウム次世代国際ワークショップ 2007年
Influence of Rumeli a'yâns on Romanian history: the case of Pazvandoğlu Osman Ağa at the end of the eighteenth century

Third international congress on Islamic civilisation in the Balkans (IRCICA, at Bucharest) 2006年
国際政治からみたバルカン在地勢力―18世紀末のドナウ岸都市ヴィディンのアーヤーンを例として―

日本中東学会第21回年次大会 2005年
18世紀後半－19世紀初頭オスマン・ヨーロッパ関係の中のワラキア・モルドヴァ公問題―露土関係を中心に―

日本中東学会第19回年次大会 2003年
Balkan studies in Japan: its brief history and some recent problems

Southeast European history network roundtable(at Bucharest) 2002年

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

近代移行期の黒海地域における人の移動と社会変動

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2020年4月 - 2023年3月

黛秋津
近代移行期オスマン帝国の付庸国支配の変容から見る黒海地域史

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2016年4月 - 2020年3月

黛秋津
近代黒海国際関係史の基礎的研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2011年4月 - 2016年3月

黛秋津
黒海地域の国際関係-4次元分析における学際的総合研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 2008年 - 2011年

六鹿茂夫, 廣瀬陽子, 黛秋津, 佐藤真千子, 小窪千早, 梅本哲也, 吉川元, 上垣彰, 吉村貴之, 中島崇文, 末澤恵美, 服部倫卓, 木村真, 大西富士夫, 西山克典, 小久保康之
18・19世紀ドナウ二公国をめぐる国際関係の変容過程に関する研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2007年 - 2010年

黛秋津