外国語としての英語教育でしばしば蔑ろにされがちである発音指導と教師認知のうち、発音指導に関する興味と信条について調査した。オンラインアンケートの結果、多くの大学レベルの教師は発音指導に興味があり、発音指導をすべきだ、発音指導は学習者の発音向上につながると信じている教師ほど、発音指導をすることがわかった。発音指導しない教師は、発音指導に関する知識や教師教育を受けていないことから、教師個人の興味や信条にかかわらず、発音指導を促すには、教師教育の充実が重要である。