2003年10月1日
光ヘテロダイン検波法による10 GHz ピコ秒高調波モード同期エルビウムファイバレーザの縦モード線幅の測定
電子情報通信学会論文誌. C, エレクトロニクス = The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. C
- ,
- ,
- 巻
- 86
- 号
- 10
- 開始ページ
- 1054
- 終了ページ
- 1062
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
繰返し10〜40 GHz のモード同期ファイバレーザはサブピコ〜数ピコ秒のトランスフォームリミットなパルス列を安定に発生できるため超高速光通信用光源として注目されている.また,これらのレーザの縦モード総数は数十本にも及ぶため縦モードを適当に組み合わせることによりDWDM光源あるいは光マイクロ波発生などへの応用も期待されている.しかしながら,今までにこのようなモード同期ファイバレーザの発振縦モードスペクトルの1本の線幅について詳細に測定した例はない.本論文ではヘテロダイン検波法を用いて10GHz帯で発振する波長1.55μm帯強制モード同期エルビウムファイバレーザの発振縦モード線幅を測定し,その線幅が500 Hz以下と非常に狭いことを初めて明らかにした.
- リンク情報
-
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003172054
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11412446
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/6696649
- ID情報
-
- ISSN : 1345-2827
- CiNii Articles ID : 110003172054
- CiNii Books ID : AA11412446