基本情報

所属
県立広島大学 生物資源科学部 教授
学位
博士(理学)(京都大学)

連絡先
mkanaokapu-hiroshima.ac.jp
J-GLOBAL ID
201001036396444775
Researcher ID
I-7192-2014
researchmap会員ID
6000021462

京都市出身。
2006年3月、京都大学大学院理学研究科にて、シロイヌナズナの生殖器官の発生に関わる変異体や遺伝子の解析により学位取得(指導教官:岡田清孝教授)。
2006年4月より米国ワシントン大学(シアトル)生物学部(鳥居啓子教授)にて博士研究員として、シロイヌナズナの気孔の形成を制御する因子の単離と機能解析に従事。
2007年10月より名古屋大学理学部・大学院理学研究科生命理学専攻(生殖分子情報学研究室:東山哲也教授)の助教、2015年10月より同講師。

2022年10月より県立広島大学生物資源科学部に教授として異動。

研究の大きな興味は、生物の進化・多様性。
種が確立するためには他種と生殖的に隔離されていることが重要である。雌雄の生殖器官の相互作用において、同種の認識や他種の排除に関わる因子の同定、分子メカニズムの解析に取り組んでいる。
また、生物は見れば種名が同定できるような特徴をそれぞれ持っているが、同時に環境に応答して形態を変化させることもある。そのような表現型の頑強性・可塑性を生み出す遺伝的メカニズムの解明を目指している。

生態学やフィールドワークにあこがれて京都大学に入学し、学部生の頃は長期休みの度にフィールドに出ていた(ニホンザルの生態研究で共著論文あり)。フィールドでの生態学と、実験室での分子生物学のニッチを埋めるような研究をしたい。


論文

  42

MISC

  25

書籍等出版物

  2
  • 駒嶺穆, 斉藤和季, 田畑哲之, 藤村達人, 町田泰則, 三位正洋 (担当:共著)
    朝倉書店 2009年1月
  • 杉山達夫, 監修岡田清孝, 内藤 哲, 中村研三, 長谷俊治, 福田裕穂, 前島正義 (担当:共著)
    学会出版センター 2005年5月

担当経験のある科目(授業)

  8

所属学協会

  2

共同研究・競争的資金等の研究課題

  21

産業財産権

  1