2013年4月 - 2016年3月
固体表面を利用した金属錯体と強配位性官能基の共存による新規触媒活性点構造の創出
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
- 課題番号
- 25630362
- 体系的課題番号
- JP25630362
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,030,000円
- (直接経費)
- 3,100,000円
- (間接経費)
- 930,000円
- 資金種別
- 競争的資金
Pdビスフォスフィン錯体と有機塩基DABCOを固定したシリカを調製した。XAFS, XPS, 固体NMRを用いてPd錯体とDABCOの局所構造を解析したところ、いずれも構造を保った状態で固定されていることが分かった。調製したPd固定化触媒を用いて辻-トロスト反応を行ったところ、DABCOの存在によって触媒活性が飛躍的に向上することがわかった。この現象は、均一系前駆体では確認されず、固体表面でのみ発現する協同触媒作用である。
加えて、インジウムカチオンと塩基性アミンを固定した触媒を調製し、インジウムカチオンがアルデヒドを、アミンがシアノ化剤をそれぞれ活性化する高効率シアノ化反応を実現した。
加えて、インジウムカチオンと塩基性アミンを固定した触媒を調製し、インジウムカチオンがアルデヒドを、アミンがシアノ化剤をそれぞれ活性化する高効率シアノ化反応を実現した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 25630362
- 体系的課題番号 : JP25630362