2007年 - 2008年
精密設計された酸塩基両機能固体表面の開発と高効率有機触媒反応への応用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
- 課題番号
- 19760541
- 体系的課題番号
- JP19760541
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,690,000円
- (直接経費)
- 3,300,000円
- (間接経費)
- 390,000円
- 資金種別
- 競争的資金
固体酸シリカアルミナに3級および1級アミノ基をシランカップリング反応によって固定化した触媒が、種々の有機合成反応に極めて高い活性を示すことを見出した。これらの反応は均一系のアミンや、担体のシリカアルミナのみではほとんど進行しない。固定化触媒のアミノ基に由来する塩基点とSA表面の酸点の両方が機能して反応が進行するメカニズムを、固体NMRおよびFT-IRによって明らかにした。これらの知見を元に、より高活性を示す触媒の開発にも成功した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 19760541
- 体系的課題番号 : JP19760541