2016年5月
国語教育における当事者研究の可能性―学習者研究のインクルーシブ化に向けて
第130回全国大学国語教育学会
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 開催地
- 新潟大学
国語教育における学習者研究のインクルーシブ化に向けて検討した。考察の結果、国語科授業の方向性として、(1)支援を要するすべての学習者の参加をめざす、インクルーシブなことばの授業の構想・実践と、(2)自己や他者の弱さや生きづらさと向き合う、コミュニケーションのことばの授業の構想・実践、の2点を提案した。また、学習者研究の方向性として、(1)個別具体的な学習者研究の継続・充実と、(2)学習者自身が試みる学習者研究の確立と、(3)関係的・臨床的な学習者理解、の3点を提案した。